地金商は自社ブランドの刻印があるけど購入費用が高い

取引所経由ならば品質は同じで、購入費用が安いのでお得

保管方法は、消費寄託と特定保管の2種類があります

保管方法 特徴(メリット、デメリット)
消費寄託 [2014年追記]以下の利息付サービスは停止しました。
まず大前提として、純金は本来、それ自体には預金の金利や株の配当のようなメリットはありません。しかし、消費寄託の利息付サービスであれば、金利に似たようなメリットを受けることができます。例えば、KOYO証券の「ゴールド・プレミアム」では、積み立てた金地金を岡藤商事が運用し、追加手数料なしで消費寄託料相当の金地金の重量が増えていきます。簡単にいえば、自腹を切って純金を買ってもないのに、金利相当分の金が自動的にプラスされていくのです。純金積立は長期投資となりますから、複利の効果が発生して収益に大きな影響を与えます。それがメリットです。
仕組みとしては上記の例のように、積み立てた純金を会社に預け、会社が運用し、運用益を還元されるわけです。デメリットは、仮に会社が倒産した場合は、全額戻ってこない可能性がある点です。銀行預金も銀行が倒産した場合、1000万円以上は全額戻ってくるか分からないのと同じ仕組みです。
多くの純金積立会社が、この消費寄託の形を取っています。なぜなら、会社としては顧客の純金を預かっておくだけなら、保管維持費用がかかるだけだからです。運用すれば、会社も顧客も潤うからですね。
特定保管 メリットは、積立先の会社が倒産しても、積立額は全額戻ってきます。デメリットは、金利のようなメリットを受けることはできません。また会社としては特定保管を採用すれば保管確認や警備保険などコストだけ発生するため、手数料やスプレッドなどにコスト分がのる可能性もあります。
特定保管を採用している会社は少なく、3大地金商の田中貴金属や石福金属興業と、エボリューション ジャパンなど少数です。なぜなら、安全をアピールできますが会社にとってメリットはほとんどないですからね。
簡単にイメージすれば、貯金をタンス預金している(金利は生まない)ようなのが特定保管で、銀行に預けている(金利が生まれる)のが消費寄託です。

● 「毎月1万円積立、年2%の利息、10年間運用」の複利効果は約12%

投資のパフォーマンス向上で最も有名なものが複利効果です。複利投資(効果)とは、収益を再投資していく手法。長期投資になればなるほど、利息が利息を生む状態になり、資産は雪だるま式に膨らみ続けます。以下に年間利息と投資期間で表にしてみました。

- 5年 10年 20年 30年
年1% +3.0% +5.7% +11.2% +17.1%
年2% +6.2% +11.7% +23.9% +37.9%
年3% +9.4% +18.0% +38.4% +63.3%
年5% +16.0% +32.1% +73.6% +132.6%