スプレッドは買値と売値の差。狭い方がお得
スプレッドとは純金価格の買値と売値の差です。これだけでは、始めて聞いた人は何だそれ?といった感じですね。
簡単にイメージしてみてください。「1000円で純金を売ってもいいよ」と言うA さんと、「950円で純金を売ってもいいよ」と言うBさんがいたら、どっちから純金を買いたいですか?
当然、Bさんですよね!安く売ってくれる人の方がいいに決まっています。
では逆にあなたがもっている純金を売りたい場合。Aさんは「900円なら買ってもいいよ」。Bさんも「900円なら買ってもいいよ」です。どちらに売りたいでしょうか?
まあどっちでもいいけど、安く売ってくれたBさんに気を使うでしょうか。
まとめますと、Aさんは「1000円で売ってくれる、900円で買ってくれる。買値と売値の差は100円。」Bさんは「950円で売ってくれる、900円で買ってくれる。買値と売値の差は50円」。はい、この売値と買値の差がスプレッドです。
| - | (顧客が)買いたい価格 (会社の)売値 |
(顧客が)売りたい価格 (会社の)買値 |
スプレッド |
|---|---|---|---|
| Aさん スプレッドが広い会社 |
1000円 | 900円 | 100円 |
| Bさん スプレッドが狭い会社 |
950円 | 900円 | 50円 お得! |
管理人の考えは、スプレッドは狭い方がお得。これは皆さん、同じ考えですよね。
● 勘違いしやすい買値と売値。会社の立場で考えよう
上記の例を見ると、どちらも売値の方が買値よりも高くなっています。賢い人は、これ買ってすぐ売れば、利益が絶対出るよね?と思うかもしれません。しかし、この売値とは会社側から考えた売値です。
私たち顧客が買いたいということは、会社側は売る立場です。だから売値。顧客が売りたい場合、会社側は買う立場。だから買値。会社ウェブサイトや新聞などで買値や売値と記載されていますが、それはすべて会社の立場からの呼び方です。と説明しても、ときどき混乱します。間違わないようにしましょう。
● スプレッドは会社の収益源。顧客的には狭い会社の方がお得
上記の逆に考えると、純金を買ってすぐに売ると顧客は必ず損をします。逆にいえば、会社は利益になります。このスプレッドは純金取り扱い会社の収益源の柱の1つとなっており、手数料や年会費が無料の会社がある理由は、このスプレッド収益があるためです。
ちなみに、会社がずるをしているわけではありません。FXや株、金の先物のような金融取引にもこのスプレッドは存在します。でも広すぎるのは、顧客的にはあまりうれしいものではありませんね。スプレッドは会社により異なります。以下で、スプレッドを一覧にしています。
なおスプレッドが短期的に変化することは頻繁にありませんが、稀に変化することもあります。最新情報は会社のウェブサイトで確認してください。
| 会社名 | スプレッド |
|---|---|
| KOYO証券 | 60円。安い! |
| 岡藤商事 | 60円。安い! |
| エース交易 | 63円 |
| 田中貴金属工業 | 62円 |
| 三菱マテリアル | 53円 |
| 住友金属鉱山 | 70円 |
